よくある質問 Q&A
会員登録について/ におい認識テストについて / 競技会について / ノーズワークについて
会員登録について
Q1. 年度の途中で会員登録をし年会費を支払った場合、新年度になったタイミングで年会費を支払う必要がありますか?
A.いいえ。
会員登録有効期限は、ノーズワークスポーツクラブ(JNWSC)の会員になった日から1年間です。
Q2. クラブ公認の競技会に参加するには、JNWSCのメンバーである必要がありますか?
A.はい。
ただし、クラブ公認の競技会はコロナ終息の目処が立ち、スウェーデンから講師を招致できる状況になってからを予定していますので、現時点では公認競技会の開催予定はありません。
それまでは、会員以外の方も参加可能な、各主催者による非公認競技会が開催される予定です。
Q3. 練習会やセミナーといったイベント開催予定はなく、個人を対象として教える場合でも主催者として会員登録可能ですか?
A.はい。
現時点での会員特典は
・JNWSC公式webサイトへのイベント掲載
・主催者情報の掲載
・におい認識テストの開催が可能
の3点となります。
におい認識テストについて
Q1. におい認識テストとはどのようなテストですか?
A.におい認識テストについてのページをご覧下さい。
より詳細を知りたい方は、公式ルールブックをご覧下さい。
Q2. におい認識テスト主催者の条件と開催手順を教えて下さい。
A.テスト主催者向け要約を以下に記載します。
ただし、現行の特別措置を含みます。
内容に変更が生じた場合はクラブWebサイトとクラブインフォメーションFacebook(インフォFB)より随時お知らせ致します。
クラブ公式Facebookページ ノーズワークスポーツクラブインフォーメーション
スウェーデンのルールブック改正により、2022年以降以下の点が変更となります。
- 芳香蒸留水の条件
- 改正前:1滴
- 改正後:1〜2滴
- コンテナの条件
- 改正前:コンテナ(30cm×20cm×10cm)誤差3cm以内
- 改正後:未使用のコンテナ(30cm×20cm×10cm)誤差5cm以内
- 設定の条件
- 改正前:テスト開始直前にハイドを配置
- 改正後:テスト20分前にハイドを配置
- におい認識テスト開催条件
- 主催者及びジャッジ:JNWSC会員であること
- 主催者及びジャッジ:動物取扱業登録(訓練)資格取得者であること
- 主催規約及び同意書を読み、テスト実施日の1ヶ月前までに申請手続きを行うこと。
- JNWSCのルールブックを読み、内容を把握していること。
→ルールブック - におい認識テストに使用する会場は、犬関連施設でも可能。
- コンテナは未使用のものを使うこと。
30cm × 20cm × 10cm(5cm以内の誤差は許容 範囲)のサイズの段ボール素材でできた箱を使用し、配置等詳細の条件はルールブックに従うこと。 - ジャッジとタイムキーパー別の人物が担うこと。
ジャッジとタイムキーパーは、そのテストを受けることはできない。 - タイムキーパーは、資格取得者でなくても良いが、主催者及び関係者より
事前に「計時」についての説明を受け内容を理解していること。 - テスト実施後、8日以内に結果報告を行い受験組数分のデータ管理費(1組500円)をクラブの口座に振り込むこと。
- 結果登録完了後、クラブより発行されるペアIDを主催者から受験者全員に知らせること。
- 主催者は参加者の連絡先とにおい認識テストの受験者リストを2年間保管すること。
会員登録を行う。
→主催者限定入会案内
クラブからの案内メールを受け取り、会員登録費を支払う。
会員登録完了後、におい認識テスト主催者の手順に沿って申請を行う。
→におい認識テスト申請フォーム
申請が受理されたら、告知を開始。
受験者全員にテストのルールと、参加にあたり知っておくべき詳細を事前に伝える。
例えば、会場における特別な注意事項など。
におい認識テストの結果報告
主催者はテスト開催日から8日以内にJNWSCに受験者の結果報告と、データ管理費の振込手続きを行う。
→結果報告フォーム
→振込先口座(ゆうちょ)
Q3. におい認識テストを受験したいのですが?
A.テスト受験者向け要約を以下に記載します。
- ハンドラー
- 10才以上。(中学生までは親の同伴が必要)
- 一般会員募集までの間は、JNWSC会員でなくても受験すること、及び合否結果のクラブ管理登録が可能。
一般会員募集後からは、会員登録の手続きを行うことでテスト結果が有効となる。
- におい認識テスト参加条件
- ルールブックを読み内容を把握していること。
→ルールブック - 犬の年齢が、テスト前日までに生後10ヶ月以上になっていること。
- ヒート中の雌犬も参加可能。ただし、会場内では常時マナーガードを着用すること。
- 1年以内にワクチンを接種していること(狂犬病ワクチン、混合ワクチン)
ワクチンを猶予されている場合は獣医師発行の猶予証明書を提示すること。
- 犬の装備
- ハーネス、又は首輪(チョーク及びハーフチョークタイプを除く)の装着のみ可能。
- それ以外の装備(洋服やスヌード、スカーフ等)は許可されない。
- ただし、老犬や短毛種の防寒目的 雨天時の防水目的、炎天下での保冷目的の洋服はジャッジが許可した場合のみ装着が可能。
- リード付きでサーチを行う際は1.8m以上のリード又はトラッキングリードを使用する。
フレキシブルリード(伸縮タイプのリード)の使用は認められない。 - サーチ中以外は、会場内では2m以下のリードをつけること。
- マナーガードの着用は可能。
- サーチ中に排泄した場合は不合格となる。 補足: マナーガードはヒート中の犬だけでなく、病気が理由の排泄防止目的の着用も可能。
- におい認識テスト受験申し込み方法
- JNWSCのWebサイトの「イベント情報」から検索し、各主催者に申し込む。
- 詳細については、各主催者にお問い合わせ下さい。
Q4. におい認識テストで使用する箱に、持ち手の穴のようなものは空いていますか?
A.ルールブックには穴についての掲載はありません。
現在、日本での認識テストでは、穴の空いたタイプの箱を使用している主催者はいませんが、スウェーデンの主催者は、基本的に以下の写真の箱をテストの際に使用しています。
競技会について
Q1. ノーズワークのにおい認識テストや競技会ルールが見られるページはどこですか?
A.「JNWSC公式ルールブック」のページをご覧ください。
Q2. 競技会にはどんなタイプがありますか?
A.競技会には5タイプあります。
1.単課目 コンテナ(容器)計4回のサーチ
2.単課目 インテリア(屋内)計4回のサーチ
3.単課目 エクステリア(屋外)計4回のサーチ
4.単課目 ヴィークル(車両)計4回のサーチ
5.全課目 コンテナ、インテリア、エクステリア、ヴィークル 計4回のサーチ
単課目競技とは・・・同日に1課目で4つのサーチを1つの競技会で行うもの。
全課目競技とは・・・同日に4課目を1つの競技会で行うもの。
各タイプの競技会は、NW1、NW2、NW3の3つのクラスで構成されています。
Q3. なぜ、競技会に参加する前に「におい認識テスト」を受ける必要があるのですか?
A.におい認識テストは、参加する競技クラスの「におい」を犬が発見できるかということと、犬がにおいを発見したことをハンドラーが正確に判断できるかを確認する目的で行われます。
参加する競技クラスのにおいを発見できることを証明するため、事前ににおい認識テストに合格している必要があります。
Q4. 犬が鎮痛剤等の薬を服用してる場合、におい認識テストを受けたり競技会に参加することはできますか?
A.ドーピングに関する詳細はルールブックのp.7~p.8 に詳しく記載がありますので、におい認識テストや競技会にエントリーする前にご確認ください。
Q5. 競技会でオス犬にマナーガードを着用させることは可能ですか?
A.はい。
ただし、犬がサーチ中に排泄をした場合(排泄のポーズも含む)、マナーガードを着用していても排泄をしたとみなされます。
(その時点でサーチ終了、3フォルト、タイムは制限時間MAX)
Q6. 使用するリードに条件はありますか?
A.はい。
ルールブック(p.11)に記載の通り、サーチエリア内では1.8m以上、サーチエリア以外の競技会会場内では2m以下の長さのリードを使用することと決められています。
フレキシブル(伸縮)リードの使用は認められません。
Q7. ジャッジに「アラート」と伝える時に、犬がどれくらいハイドに近づいて示す必要がありますか?
A.NW1(初級)では、犬のサイズに関係なく犬が臭源に到達できるようにハイドを配置する必要があります。
NW2(中級)とNW3(上級)では、犬が臭源に到達できないようにハイドを配置されていることもあります。
点数を獲得できる位置に犬が十分近づいているかどうかは、常にジャッジによって判断されます。
Q8. 競技会で「フォルト」となる行為について詳しく知りたいです。
A.ルールブックのP.27とP.28に詳しく記載があります。
Q9. 犬がヴィークルサーチ(車両サーチ)の際に乗用車の塗装部分に前脚をかけた場合、フォルトになりますか?
A.はい。
犬の前脚が乗用車の塗装部分に触れた場合、カテゴリー1のフォルト(1フォルト)が課せられます。
ただし、乗用車のタイヤ部分には前脚をかけることができます。
乗用車以外の車両の場合は、塗装部分に前脚をかけてもフォルトにならない場合もあります。
例えば、トレーラー、トラクターなど。ジャッジは、下見の際にどのようなルールが適用されるかを説明しなければなりません。
Q10. ルールでは、サーチエリア内で使用できるのは締まらない(固定式の)首輪またはハーネスのみと決められていますが、サーチの合間に競技会会場内でハーフチョーク又はチョークタイプの首輪を使用することは可能ですか?
A.はい。
しかし、犬がサーチをする時には締まらない固定式の首輪またはハーネスを装着しなければなりません。
Q11. フォルトの項目のカテゴリー1(1フォルト)の「強制」とはどういう意味ですか?
A.ハンドラーが手やひざを使って無理やりサーチをさせる。
リードで犬を強く引き止める、又はサーチ中に犬に「NO(ダメ)」と言ったり、ネガティブな言葉やプレッシャーが加わるような声がけをする等、ハンドラーが犬の行動に影響を与えるなどのことです。
Q12. 犬が車に前脚をかけようとした時に、リードを引っ張ってそれをやめさせるのはフォルトですか?
A.はい。
ジャッジがそれを「強制」と判断した場合はフォルトになります。
Q13. 競技会にエントリーするにはどうすればよいですか?
A.現時点ではクラブ主催及び公認の競技会は開催しておりません。
クラブ公認の競技会は海外よりジャッジ及び講師を招致できるようになってからの開催を予定しています。
非公認競技会は、各主催者が開催するものとなりますのでJNWSCは関与致しません。
Q14. 目の不自由な犬や聴覚障害の犬は競技会に参加できますか?
A.負傷や苦痛を感じている等の異常が認められず、体調不良等の病気の可能性もなく日常生活に支障がない状態であれば参加可能です。
Q15. 競技会でのクールウェアや防寒着の着用は許可されますか?
A.基本的に競技中の犬はハーネス、又は首輪(チョーク 及びハーフチョークタイプを除く)のみ装着が許可されます。
それ以外の装備(洋服やスヌード、スカーフ等)は許可されません。
ただし、老犬や短毛種の防寒目的、雨天時の防水目的、炎天下での保冷目的の洋服はジャッジが許可すれば着用できます。
クールウェアおよび防寒着につきましては、ジャッジに確認をして下さい。
Q16. 誘惑臭についての詳細はどこに記載されていますか?
A.誘惑臭についてのページをご覧ください。
ノーズワークについて(その他)
Q1. ノーズワークをさせると拾い食いの癖がつきませんか?
においを嗅がせることを推奨すると、犬が地面のにおいばかり嗅いできちんと散歩できない犬になりませんか?
A.犬にとってにおいを嗅ぐということはどういうことか?また、拾い食いを防ぐ為にできる事が以下のリンク先に記載されていますので是非ご一読下さい。
https://www.v-for-life.jp/inutsushin/01/
Q2. ノーズワークで使う「におい(芳香蒸留水)」はどこで手に入れることができますか?
A.JNWSCのwebサイトにて芳香蒸留水(フローラルウォーター)を購入可能なメーカーの一例を紹介していますが、どのメーカーのものが競技会で使用されるのかは決まっておりませんので、なるべく様々なメーカーの芳香蒸留水で練習することを推奨します。
なお、自作(自家製)芳香蒸留水は使用せず、必ずどこかのメーカーで作られたものをご使用ください。
JNWSC公式webサイト「ターゲット臭について」
Q3. (スウェーデンルールの)ノーズワークはどこで習うことができますか?
A.現時点では国内にJNWSC公認のインストラクターはおりませんので、コロナが収束し公認インストラクターが育つまでは、開催条件を満たしている各地の主催者情報を掲載しています。
イベント情報のページに「主催者情報」が掲載されておりますのでそちらをご覧ください。
JNWSC公式webサイト「教室 & イベント情報」
開催条件は「主催者規約とイベント申請フォーム」のページをご覧ください。
JNWSC公式Webサイト「主催者規約とイベント申請フォーム」